2015年8月1日土曜日

神社で写真撮影をするのは悪いことなのか(1)

著作権などそうした現実的なことはさて置いて、神社仏閣での写真撮影は、神様に失礼だとか、祟られるとかいう意味でダメだという人もいれば、特に問題はないという人もいる。

これも場所や動機によりけりで、機械的に良し悪しは判定できないとは思うが、経験的に、あらかじめ「拝む場所」であることが共通認識になっている「拝殿」のような建物を撮影したとしても、特に(霊的に)問題になるようなことはないように感じる。

昔の神社彫刻などには贅を凝らした優れたものも多く、記念に写真を撮りたいというのは人情で、どうもそのことは許してもらえそうなのだ。

ただし、観光名所になっている有名な神社仏閣ではなく、基本的に氏子の人しかお参りしないような地方の神社などになると話は別だ。

私の経験では、ブログに載せるために写真を撮ろうと思ったらカメラが電池切れ、電池をわざわざ買ってまた戻ったら地元の人がベストアングルで立ち話をしていてどいてもらえず、などといったことがあった。

もっと露骨なものでは、神社仏閣とはちっょと違う聖域なのだが、お参りしようとしたら何もないところで転んで頭を打ち、車が脱輪して側溝に落ちてレッカー車を呼び、さらにカメラのシャッターがそのときだけ壊れ、そこを立ち去ると故障が直った、などといったものもある。

どうもブログなどで広められて「有名になりたくない」という感覚をもっている神様、あるいは眷属もあるらしく、こうした場合はやはり撮影を強行せずにお詫びして、すなおに警告にしたがっておいたほうがよいのではないかと思う。

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