2015年8月3日月曜日

人間のオーラの見方

他人のオーラが色付きで見えるという人がたまにいるが、そこまで特殊なことはできなくても、自分のオーラを白黒程度の精度で見るということくらいは可能だ。

私は昔、オーラメガネという商品を購入してトレーニングをしたことがある。

今はもう絶滅してしまったかもしれないが、かつて左右に赤と青の異なる色のセロファンを貼り付けた簡易な紙製の3Dメガネが売られていて、このメガネで漫画などを見ると、二次元のはずのものが立体的に見えるとして流行ったことがある。

オーラメガネというのも、外見はこの3Dメガネに似たようなものだが、赤青のかわりに、両目とも赤紫色になっていて、シアニン染料という特殊なもので着色されているらしい。

このオーラメガネをかけて毎日1時間ほど電球を見るという訓練だと思ったが、そうした訓練をすると、目の網膜にある桿体細胞と錐体細胞のはたらきが逆転して、オーラが見えるようになる、という説明だったような気がする。

何はともあれ、オーラというのは夜中の薄暗がりくらいの明るさで見るのがちょうどよく、光がありすぎても、また真っ暗闇でも具合が悪い。

はじめは伸ばした両手の指をくっつけたり離したりして、指先のオーラを見るのがいちばんわかりやすい。

この場合、指先そのものに目の焦点をあわせるのではなく、指と指の間の空間をぼんやりと見る感じ、わざと焦点を外す感じで見るようにする。

すると、指先からもやのようなものが出ていて、指をくっつけたり離したりすると、そのもやのようなものも伸び縮みしているのがわかる。

指全体をぼんやり見てみると、今度は磁石が砂鉄を吸っている写真のように、指のフォルムに沿って、何か小さなわさわさとしたものが出て振動しているように見える。

これが人間の、自分自身のオーラで、慣れると細かなミストのような光り輝く気が天井あたりを一方向に移動していたり、神棚をぼわっと包み込むような気が出ていたりするのを見ることもできる。


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