2015年7月31日金曜日

第三の眼を開く方法(3) 静止画と動画

第三の眼を開く方法(1)や(2)に書いたとおり、第三の眼が活動するようになると、目を閉じていても青紫色のスクリーンのようなものが眼前にあらわれるようになり、そこにさまざまな映像が浮かび上がる。

私が覚えているのは、さきに記した無表情な自分の顔の正面の映像というもののほかにも、鏡に写った自分の顔というものもあったし、旅館で半纏を着ているような自分の姿というのもあったし、よくわからない女性が笑っているところとかもあった。

そうしてみると、自分の顔が映像で出てくるというのは、私の場合はなぜか多いようだが、最近ようやく無表情ではなく、笑っている自分の横顔が映像として出てきたので、そのうち、ここ1年ぐらいの間には、ようやく極貧生活から脱却できるのかとも思っている。

ところで、「映像」と書いてはいるが、最初は「静止画」ばかりで、ビデオのようにモーションのついた映像というのは、実は見たことがなかった。

私が動く映像を見ることができるようになったのはここ1年ぐらいのことで、第三の眼の片鱗を知ってから少なくとも10年以上は経過している。

なぜこんなにも時間がかかったのかはわかからないが、動く映像のほうはムーブックスの『奇跡の超能力「第三の眼」獲得法』の著者がいうとおり、きわめて画素が粗いという感じがして、これは静止画のときにはあまり感じない特徴だった。

今はどのくらい普及しているのかわからないが、昔はインターネットで動画を見る場合はRealPlayerをインストールしてというのが常識になっていた。

現在では考えもつかないと思うが、昔の家庭にブロードバンドなどはなく、ダイヤル式の黒電話をつなぐような細い電話回線でインターネットに接続していたので、ともかく動画は圧縮しまくって数十キロバイトの容量に無理やり抑えていた。

青紫色の世界で見る動画は、そうしたインターネット初期の時代のRealPlayerの粗い動画にそっくりで、目を凝らしてよく見ないと何が映っているのかよくわからない感じだった。

目を閉じて瞑想しているのに「目を凝らして」というのもちょっとおかしいが、ともかく目を凝らすように注意を集中して焦点を合わせて、はじめて何かわかるような映像だった。

はじめて見た動画的な映像は、三角定規で線を描いているような内容で、結局何のことかまったくよくわからない。

次に見たのは、ヘルメットをかぶった後ろ向きの人が2人か3人、空はちょっと雲がかかっていたが、青い色がはっきりと見える、要するにカラー映像だ。

このヘルメットの人物がずいぶんと上下にぶれて動くので、さらに目を凝らすと、どうも戦車か何か角ばった車の上に乗っているようで、さらに遠くにはやはり鉄製の戦車のような車が見えた。

最後にゼロ戦みたいな旧式の戦闘機が空を飛んでいるのが見えたが、機体の塗料の色は深緑色と黄色だったので、果たして本物のゼロ戦がそんな色遣いだったか、私も歴史に詳しくないのでわからない。

これが史実であるのか、妄想なのか、近未来のできごとなのか、なんともいえないが、どうも戦争の一シーンを第三の眼の映像として見たようだった。

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