2015年7月31日金曜日

胸のチャクラ(アナハタチャクラ)を開く

人によって事情はまったく違うのだろうが、胸のチャクラ(アナハタチャクラ)は、私としてはもっとも感じやすいチャクラのひとつだ。

アナハタチャクラが開くときには、ちくっとした、針で刺すような痛みがあった後で、熱い気がその穴からほとばしるような感覚がある。

私は虚弱体質なので、実のところ尾てい骨のチャクラ(ムーラダーラチャクラ)や丹田のチャクラ(スヴァディシュターナチャクラ)が開いたところで、ちょろちょろとした弱いエネルギーの流れしか確認できない。

しかし、この胸のチャクラ(アナハタチャクラ)については、かなり膨大なエネルギーをもっていることがわかる。

ときに胸骨が痛むくらいに、盛んに熱感とともにエネルギーが湧き出てくるのを感じることがある。

胸のチャクラ(アナハタチャクラ)にアクセスするときは、ふつうは寝た状態で、エミール・クーエの「自律訓練法」のまねごとみたいなことをして覚醒させている。


まず、寝た姿勢で3回くらい、深く息を吸って、吐いてという、いわゆる深呼吸を繰り返す。

そのあとで、
「つま先から力が抜けたー」
「ふとももから力が抜けたー」
「足全体から力が抜けたー」
といった、体のパーツから順々に力が抜けていくのを心のなかで暗唱しながら、息をその都度おもいっきり吐いていくのだ。

具体的には、つま先、ふともも、ふくらはぎ、足全体、腰、背中、お腹、みぞおち、手のひら、両腕、両肩、首筋、ほほ、口、歯、鼻、耳、目、額、頭のてっぺん、頭のなか、頭全体といった各パーツについて、力が抜けるという自己暗示をしている。

別にこれらのパーツが絶対というわけではなく、時間や気分に応じて省略したり変えたりしているので、要は全身から余分な力が抜けて深くリラックスすることをイメージできれば何でもよいのだ。

最後に「体全体から力が抜けたー」といって、そのままできるだけ何も考えない、無念無想の状態を保って寝たままにしておく。

すると10分くらいして、一瞬だけ意識が途切れたようになって、我に返るとチャクラが開くのがわかるというあんばいだ。

私はこのごろは両手を足の上に置いて自然な状態にしているが、昔は両手を胸の中心にクロスさせて重ねて置く姿勢のほうが多かった。

手のひら療法ではないが、なにか手からエネルギーが出てチャクラを刺激しているイメージをしたほうが、最初はアナハタチャクラを開く上ではやりやすいかもしれない。

無条件の愛、自分を愛する、そうしたことがこのチャクラの意味らしいが、開いた効果がどれだけあったかはわからない。

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