2015年8月13日木曜日

三族誅滅の思想(2)

その(1)から→

勝った呪うのか、負けた側が呪うのかは知らないが、戦国時代の幽霊がいるくらいだから、呪いのほうもまた現代でも有効であったりする。
そこでとばっちりを食うのが、現代までどうやら生き延びた一族の末端に連なる人間で、なぜか家系に女の子しか生まれないとか、一族の男は結婚できずに一生独身らしいとか、がんか何かの病気で跡継ぎが若いうちに早死にしてしまうとか、不幸が起きて一家離散してしまうといったことがある。
要するに私のことなのだが。

ならば先祖供養でも懇ろにすればよいということになるが、なかなかやっかいなのは、供養に対する反動というべきものが起きることだ。
これはたとえばパワースポットを何箇所も歩きまわったとか、強力なパワーグッズを購入したとかいう些細なことでも出るもので、「メンゲン反応」とか「好転作用」とか「浄化作用」とか「膿出し」とか、いろいろな言われ方をする。
霊的な世界、超能力がかかわるような世界である種のことを行うと、最終的には願望が実現したり、滞っていたネガティブなエネルギーが浄化されるとしても、一時的には逆に不幸なできごとが起きたりすることがあるのだ。

先祖供養や呪い返しのようなことを伝統的な方法の裏付けなく安易に行うのは難しく、単なる反発と、呪いをかけた相手方からの妨害工作の相乗効果で、かなり本人のほうが参ってしまう。
ちなみに、私が失業して家出して結婚もできず引きこもってFXでロスカットして1000万円を失ってという、絵に描いたような転落人生を送っているのも、だいたいこうした事情のせいであったりする。

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