喉のチャクラは、まさに喉の中心、のどぼとけのあたりにあるが、喉の皮膚の表面よりも、もう少し奥にあるような感じがする。
ひょっとしたら、肉体的な組織は何もない中空のところにあるのではないかという感じもする。
ここを開くと自己表現力が増したり、弁舌がさわやかになったり、変化を受け入れる能力がつくという。
喉というのは声を出す器官なので、自己表現などという象意はたしかに納得がいくものではある。
ここは私がかなり感じ取ることが難しかったチャクラのひとつで、調整役とか参謀とか、表に出て自己主張をすることが少ないという役目や性格をもっていたことと関係するのかもしれない。
そのため、以前はこのヴィシュダチャクラが開いた体験は数えるほどしかなかったのだが、失業して生活に困るようになってから、なぜかこのチャクラが自然と開くことが多くなった。
自然と開くというのは、疲れてベッドに横になって安静にしているときに突然開くとか、胸のアナハタチャクラを開いたときに連鎖的にこのチャクラまで開いてしまうとか、そういうことである。
失業後の失意の時期にことさらに開くようになったこのヴィシュダチャクラは、自己表現というよりは、実は世の中への怒りとかルサンチマンみたいなものにも反応しやすいチャクラなのかもしれない。
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