2015年8月12日水曜日

豆苗を食べる

このごろ野菜といえば豆苗ばかり食べている。1パック100円で、切り取っても根っこに水を吸わせさえしておけば、1週間もたたないうちに勝手に勢い良く伸びてきて、またすぐに収穫ができる。貧乏生活にとってはこれほど貴重な食材はない。

生でも食べられるらしいが、とりあえず余り物のマヨネーズだのドレッシング食べてみたところ、青臭いというか土臭いというか、あまり美味しくはなかった。とりあえず金持ちがレタスをサラダとして食う理由がよくわかったので、今では炒めものの中に入れることにしている。

一時は室内でせっかく育てていた豆苗に、どこから来たのかカメムシが付きまくって困ったが、調べてみたら奴らの食べ物は豆らしい。さすがに侮りがたいと思った。

この豆苗だが、前に書いた「地丹法と精のつく食べ物」でいえば、こんなに生命力にあふれた食べ物ならばさぞや精がつくのではないかと思われるかもしれないが、感覚的にはどうも豆が成長して伸びた豆苗よりも、むしろ豆そのものを食べたほうが良さそうだ。

豆苗はグリーンピースの成れの果てだが、豆類ということならばピーナッツなどもよい。マメ科植物でも何でもないが、おつまみコーナーで見かける似たようなところでは、クルミとか、ナッツ、アーモンドといった類もなかなかよさそうだ。ただし、食べ過ぎると鼻血が出るのはよく知られているとおりで、ニキビなどにも大敵というので、ほどほどに食べることだろう。